TOP


Fairchild UC-61 Forwarder
PavlaModels1/72
by 青井

 簡イコンの題材選んだのはフェアチャイルドUC-61フォワーダー。
 正直言って、この機体のこと、全く知りませんでした。飯田橋の某ショップのバーゲンコーナーで半額だったのが選んだ最大の理由。しかし簡易インジェクション・キットって何処行ってもバーゲン・コーナーに置かれている率が高いような気がします。敬遠されてるのかなあ。
 メーカーはチェコのパブラという会社。結構色々な機種を出していますね。
 1/72の単発単葉だし、パッと見にはパーツも綺麗だったのでこれにしたのですが、後でそれは甘かったことが判明。このへんは初心者の人は皆同じような経験をしたのではないでしょうか。

 ちなみにこの時、もう一機参加表明した「橘花」も購入したのですが、こちらは間に合いませんでした。いずれのんびり作ってみようかと思っています。


組み立て開始

 さて、セオリー通りに洗ってから組み立て開始。インテリアパーツは取り付け位置は標してあるものの、ダボ、ホゾなどは全くなし。技法書ではプラ板などでサポートパーツを自作するよう勧めていますが、それはまったくやりませんでした。プラが柔らかいと言うかサクっとしているため、接着剤が非常に効きやすく、良く付くんです。だから上手く固定して一晩おけばしっかりくっつきました。

 シートや操縦桿はかなり大きさに疑問がありますが、適当につけました。自己満足としてシートに本物の革の端材を接着。オーバースケールですが、ちょっとミニカーみたいな気分です。

 胴体を接着したあたりで、実機のことが知りたくなりWeb検索をしてしまいました。
結果わかったのは胴体とカウリングの接合部分の形が違うこと。胴体側にプラ板を貼り成形。しかしこの時、タミヤのサラサラを使ったのは失敗。後でちょっと盛り上がってしまいました。パテ代わりの場合はやはり瞬着が良いでしょう。

 翼も深く考えないで上下を接着してしまいました。しかしあとで見ると左右で厚さが違う!
この辺が簡易の醍醐味?でしょうか。

 さらに翼の付け根と胴体側の厚みが全然合いません。仕方ないので成形しにくい下側で合わせ、完全接着語に上部胴体と翼の段差をパテで均しました。

 前後しますが、サイドウインドウは一枚の塩ビ板が入っているだけ。自分で切り出します。親切にも型紙が入っているんですが、これがまったく合いません。
ちゃんと現物合わせで寸法を採ってから切り出します。

 翼を付けたあたりから、機種選定に関して後悔の念がわき上がります。高翼機のためステーが付くのですが、これが結構複雑。
教科書通りなら全部補強用のワイヤーを通すのでしょうが、えーいままよといきなり接着。プラ用で接着しておいて瞬着を垂らして固定します。幸い長さは合っていたので、形は崩れませんでした。

 さて、士の字になってからの最大にして最後の難関がキャノピーです。塩ビのバキュームですが一枚しか入っていない。失敗できません。

 カッターで少しずつ削り、さらにヤスリで微調整。押さえつければなんとかなるあたりまで漕ぎ着けました。
そこで問題になるのは接着材。塩ビ用では接着力が弱そうだけれど瞬着は白化が嫌です。残念ながら低白化瞬着は手元にありません。
そこでプラ用でやってみたら、なんと良く付きます。プラが熔けやすいため、それが上手い具合に塩ビを着けるのですね。
 ところがこれが悲劇を生みました。
よりしっかり着けようとサラサラを流したら、さーっとキャノピーに亀裂が。
塩ビだから柔らかくて大丈夫だろうと思っていたんですが、押さえつけた時細かな亀裂が入っていたようで、そこに接着剤が流れ込んでしまったようです。
2枚あればやり直すのですが、それも出来ず、一同は棄権も考えたんですが、完成してなんぼの話。とりあえず最後までやることに。

塗装

 塗装はクレオスの市販のままです。ここでも高翼機故の問題が。マスキングが大変なのです。結局窓だけピンセットを使って何とかマスキングテープを貼り上面色をエアブラシで塗装。下面は筆で塗りました。

 デカールは綺麗に見えたのですが、動かしたらかなりバラけました。右側のYは面相筆で補修。尾翼右側の国籍マークは他のキットから持ってきました。

 出来上がってみると、キャノピーの亀裂もあんまり気にならず、最後までやって良かったと思っています。確かに国産の最新キットに比べるととても組みにくいですが、どこかおおらかな所は昔のプラモデルを作っているようで、工作の原点が楽しめました。
この機会を与えてくださったヤクタンさんに感謝いたします。

 それでは、エンジョイ・モデリング!

 

 

back